「女優・山村紅葉さん」 2018-11
「見せて,聞かせる」テレビ・トーク番組、阿川佐和子さん司会の「サワコの朝」(土曜日午前7時30分より)を毎週楽しみにしている。
今回は女優・山村紅葉さんが出演された。
推理作家・山村美沙の娘であると語られ、私は、あの有名な山村美沙さんの娘さんとはそれまで知らなかった。(400近い原作を残されている)
国税庁国税専門官試験に合格し、大学卒業後は国税庁に就職。大阪国税局―査察官になられたのこと。
司会者・阿川さんが、山村さんに大きな事件はと聞かれ「ありましたが、守秘義務があるので・・・。」とかわし、笑いが。
この番組は,始めと後半にゲストの思い出の曲が流される。
1曲目は、「スパイ大作戦」。
夜9時からの番組であったが、6歳?の自分も母と一緒に観た。仕事で忙しくてかまってもらえなかった母との一時の至福の時間と語られる。
作家のため子供の自分を相手にしてもらえなかったので、自分は専業主婦になり子供との時間を過ごすことを夢見たとも話される。
早稲田大学在学中に、「燃えた花嫁~殺しのドレスは京都行~」でデビュー。
花嫁のドレス姿で焼かれるシーンで、監督から何度もNGが出て「お前は、死んだことがないのか」との罵声?を浴びたとの話に、ズタッフの笑い声がオンエアー・・・。
在学中に20数本出演。
ご主人は国税庁の同僚で、女性査察官採用推進論者であったが、結婚すると専業主婦にと促される。
査察官から専業主婦になる間にも、何度か声がかかり、ドラマ「京都旅行離婚殺人事件」に出演。
2曲目は-ニューヨークで観た「オペラ座の怪人」で、感動して舞台の道、女優の道を歩まれたとのことである。
今は、ふっくらされているが、若い頃の写真を見ると、面長の美人である。
国税局の査察官と言えば、
伊丹十三・監督,脚本の国税局査察部(通称・マルサ)「マルサの女」を映画館で見たことを思い出した。女性査察官と脱税者との戦いをコミカルに描かれ、大変根気強い仕事だと感心した思い出がある。
この映画「マルさの女」は、第11回日本アカデミー賞―最優秀作品賞、主演女優賞(宮本信子)、主演男優賞(山埼勉)助演男優賞(津川雅彦)、監督賞および脚本賞(伊丹十三)を受賞。
1曲目の「スパイ大作戦」は、小気味よいテンポで展開され、特に始まりの数分が毎回興味深く展開されるドラマであった。その頃、戦争ものの「コンバット」、シカゴを舞台に展開する救急医師の活躍を描いた「ベン・ケーシー」も観た。
私の息子もテレビドラマ・救急医師「ベン・ケーシー」を、私と一緒に見ていたせいか、医師の世界に入って約25年たった。
2018-11-1
Y.YOSHIHARA
PS 家内の同級生に、公安の警察官がいた。彼が、コースターに描いた鉛筆画は、繊細に景色を描写していた。張り込みの折に、退屈しのぎに喫茶店でいただいたコースターに描くことが度々あるとのことであった。退職後表向きは、国の出先機関?の受付の業務をされていたようであるが、難しい人が来た時の対応係りであったようである。
国の褒章を受ける案内が来たと家内に知らせがあったが、お気の毒にその表彰の数日前に亡くなられた。表彰式に参加できないのみならず、表彰自体が没になってしまったようである。
又、家内の伯父さんも国税の査察官で、定年後は、某大手に就職した。
山村紅葉さん略歴
1960年10月27日 京都府生まれ
1984年早稲田大学・政経学部卒業、国税局に勤務
結婚退職を機に再び女優の道へ
母・山村美沙さん作品を中心に「赤い霊柩車」「名探偵キャサリン」「京都祇園芸妓」「狩谷警部」等に出演。
2006年(南座)山村美沙十年追悼「京都 都大路謎の花比べ」(新宿コマ劇場) 新春喜劇公演「俺はお殿さま」
2010年(南座、東京、地方公演) 山村美沙サスペンス「京都花灯路恋の耀き」
日本喜劇人協会理事
今年は,約100ポット位OK
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今月のひとこと「知識・見識・胆識」
知識は、本を読めばいくらでもみにつけることが出来る。
その知識をある理想なり志に合わせて整理したものが見識です。
いくら優れた見識があったとしても、
それを実践に移さなくては意味がない。
(安岡正篤氏のことば)
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