「会社員、ジャズピアニスト・小川理子氏の講演」 2018-6
パナソニック執行役員、ジャズピアニスト・小川理子(みちこ)氏の記念講演「会社員として ジャズプレイヤーとして ~両立が自分らしさ」が、4月土曜日の昼下がりに始まった。
それは、2017~18年度国際ロータリー第2660地区IM第8組ロータリー・デーでの記念講演で、ちなみに今回のテーマは「ひとりひとりが変わること 個性を生かすこと」であった。
第1期「音の時代」アナログからデジタルへ CDからDVD、・・・
第2期「品質の良い配信をしたい」サービス事業のみでは、黒字化難しく、組織解散
第3期「ブランドコミュニケーションの時代」
第4期「再び音の世界に」
と語られた。
1993年より、本格的にジャズ活動を始めた。
3歳でクラシツクピアノを。父が毎晩ジャズやクラシックのレコード鑑賞を。
大学時代は、スタンダードジャズの演奏グループに参加。
ジャズ発祥の地・ニュー・オリンズの名誉市民である上司の木村陽一氏から、
クラシックジャズの世界に誘われる。1993年木村氏のトリオを結成に参加。
平日は会社員、週末はジャズ演奏活動の生活を。
ガーシュイン生誕100年を記念して自らのリサイタルを開催。
フロリダのインターナショナルジャズフェスティバルに招聘され、レコーディング、
2003年度ジャズジャーナルインターナショナル批評家投票1位に輝く。
第3期 「ブランドコミュニケーションの時代」
CRS,社会貢献 海外の無電化地域への活動の折に、ピアニカで地元の曲を演奏し、絆が・・・
国内では、東日本大震災などの災害支援。
2017年―関西フィルハーモニー管弦楽団と共演。
2014年に復活されたテクニクスの過去の代表的製品の紹介もされた。
音楽の「感動」とは、
1-本物の持つ瞬間のエネルギー、生命力
2-ダイナミックレンジの大きさ
3-音楽の3要素(メロディー、ハーモニー、リズム)と時間性、空間性の構築において、二度と同じことが起こらない変化の連続。
いつ、どのように変化を起こすか。日々の感動の蓄積である。
完成度を高め、それをどのように製品として実現するのか?
1-音に妥協しない耳を鍛える。
2-ベルリンフィルへ若手を派遣。
3-心に響かないものはダメである。
社史に残る松下幸之助創業者のことば「自覚」
”-みんな違ってあたりまえ”
“自分の個性を磨く”
最後に、
1-「挑戦し続ける。ほんの少しハードルを上げ挑戦してみる。」
2-「豊かに発想し、創造する感度のアンテナを張り、好奇心、興味 を」
3-「信念と情熱を持ち続けると、経験が確信に変わる」
“Keep Play. Don’t Stop Play”
約1時間、よどみない講演に聴き入る我々は、大変感動させていただいた。
引き続き、30分のミニコンサートが開催された。
顕微鏡で物を見るように繊細な音の粒を再現する気持ちで演奏するなどの話の後の演奏であったので、久しぶりに聞くジャズ演奏にも新鮮な感覚、気持ちで聴くことが出来、思い出に残る感動の一時であった。
時折、私も関西ジャズ協会の会長・大塚善章先輩(高校)のライブを南の店で聞く機会がある。次回は、おそらく新しい感触で聴くことであろう。
私事であるが、高校時代はコーラス部、カルッテッとでギターを担当して文化祭などで演奏したことを思い出した。ちなみに私は、理工学部卒である。今も、たまにはウクレレで口ずさむこともあり、ストレス解消にカラオケで歌う。
又、私もよく、出会い、ご縁、アンテナを張ることが大事と若い人に語りかける。
今度、小川氏とお会いする機会があれば、会社員でありながら、どうして時間配分され、会社のご了解を得られ、両立されているのであろうかと聞きたいものである。
2018-6-1
Y.YOSHIHARA
パンフレッとより
=====================
今月のひとこと“Keep Play. Don’t Stop Play”
「挑戦し続ける。ほんの少しハードルを上げ挑戦してみる。」
「豊かに発想し、創造する感度のアンテナを張り、好奇心、興味を」
「信念と情熱を持ち続けると、経験が確信に変わる」
小川理子(みちこ)氏の記念講演より
======================
以前、私が旅先で書いていただいた言葉。
「目標は・・・ 高いとこまで 来るはずだ」
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「健康と私」 2021-3 (2021.02.28)
- 「おちょやん」 2021-2(2021.01.31)
- 「東北サファリパーク」 2021-1(2020.12.31)
- 「愛犬・モモと猫のサクラ」 2020-12(2020.11.30)
- 「正倉院宝物展」2020-11(2020.10.31)
コメント