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「また親友が・・・」 2017-9

  親友の一人である大江芳次さんが、6月末に逝去された。

享年70歳。9年ほど前に食道癌の手術をされ、定期検診を受けておられたが・・・。

大江氏との出会いは、私の所属するロータリークラブに入会され、それからのお付き合いである。それは約17年前のことであった。

その後、私がクラブ30周年(国際ロータリー創立100周年)の会長就任の折に、私の片腕として幹事を務めていただいた。

彼は、「人生50年、100年単位で物を考えねば」との信念を持たれ、物事に動じず、いつも飄々とした人であった。

クラブでは、青少年の育成に力を入れられ、個人的にも三重の山奥の広大な土地を借りて開墾し、将来若者の集う場所を作るのだと大阪から重機を運んで汗を流している話を聞いて久しい。

時には、夫婦で和歌山に旅行に出かけたり、二人で小旅行したこと等が懐かしい。

旅行といえば、私共夫婦が京都の美山荘に出かけた折に、大女将・中東和子さんに「次回は、親友と寄せていただきます。」と約束したが、その直後に大江さんが入院されたので、その由を女将さんに伝えると、「また、お元気になられたら、ご一諸にいらっしゃってください。」と言われていたのに・・・。

故郷が和歌山県の大江さんは、故郷に帰った際には必ず家内の好物の金山寺味噌を届けてくれた。

私も旅行をすると、大江さんの会社から帰り道である私の会社によっていただき、旅行先の地元の焼酎をお渡しし、世間話にも花が咲いたものである。

大江氏の故郷・和歌山県と言えば、「温暖な土地」「みかん」「南部の梅」「金山寺味噌」そして「ハマユウ」を連想する。

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  屋上の「ハマユゥ」 「ハマユゥとゴーヤ」

 6月17日にお見舞いに行った時、いつものごとく飄々として冗談話をされていた。先日の誕生日に、孫7人を含む家族集合写真を看護婦さんに撮ってもらったと写真を差し出され、私は「僕は、孫二人。負けたな。」と笑い合った。

「退院したら、春から話していた夫婦で割烹“せき根”に食事に行こうよ。」と言うと、奥さんから、それは無理かな?、病院から出られるかどうかとの言葉が・・・。

奥さんが付き添いベッドを持ち込まれていたのを見て、あまり良くないようであると感じた。あまり疲れてもいけないので帰るというと、栄養剤の点滴の外のもう一つの点滴を抜きながら、これは痛み止めといって私を見送ろうとして立ち上がった。

私は、「見送りはもういいよ。」と、あえて足早に部屋を出たが、彼は部屋からエレベーターホールまで6070m位であろうか、栄養剤の点滴を吊るしたスタンドを押しながらホールまで送ってきてくれた。

私が「じゃ、またね。」と右手を挙げ会釈した時、エレベターのドアーは閉じられた。

これが、お互い最後の笑顔になろうとは・・・。

1週間後(6月24日)は、高校の友達らと毎年恒例の夫婦旅行(7組)で、今年は宮古島行である。昨年は、大学で同窓の当社取締役が、旅行前日に肝臓がんで亡くなり、旅行のメンバー・井上雄策(東京1部上場・アルインコ㈱会長)さんのタイ工場見学旅行を急遽キャンセルした。帰宅後、家内に最悪の場合、もしかしたら今年もキャンセルかもと話す。

旅行先でも気になったので、会社に何か急ぐ用事がないかと連絡した。

7月1日に奥さんから、逝去の知らせが入った。「6月24日逝去、27日家族葬で・・・。」

早速、夫婦でお悔みに寄せていただいた。

闘病生活でロータリークラブ出席がかなわないとのことで、クラブの現役を退かれていたので、クラブ週報に「クラブ創立30周年幹事・大江氏逝去されました。お悔み申し上げます。なを、葬儀は家族葬で行われました。」と掲載していただき、特に古参メンバーの方には、例会場で直接お伝えした。

懇意にお付き合いしていた一人がまた逝去、寂しい限りである。

私より、5歳若く、昨年当社の甥(現社長の息子)が入社した際に、大江氏の会社に連れて行き、「私に万が一の時は、この大江さんに相談するように・・・。」と話していたのに・・・。

私の車の番号は「8139(ハイ サンキュウー)」色は濃紺(ほぼ黒に近い)、大江さんのベンツの番号も並びは違うがこの4つの数字で、色は黒であった。

色々とご縁のあった大江さん、

   安らかにお眠りください・・・。 

 2017-9-1

  YYOSHIHARA

PS―7月6日クラブ例会日の夜、大江さんとよく散策した南の食事処、ラウンジなどへ赴き、逝去の報告をした。

大江氏奥様へ

ロータリークラブでご縁ができ、お付き合いありがとうございました。

大江さんとは、年齢が5歳違いましたが、同級生の様に色々と人生のことで語り合い、いい思い出になりました。

ご子息に会社を引き継がれ、病気と闘いながらも最後まで、あの大江氏の飄々としたイメージは変わることなく過ごされたことに感服いたします。

今後、大変お寂しくなるでしょうが、病院で見せていただいた写真・7人のお孫さん達と楽しい日々をお過ごしください。

猛暑の日々が続きそうですが、健康にご留意ください。

                                                           2017-8                                                                Y.YOSHIHARA

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 今月のことば 相田みつを氏の「いのちの根」より

 「なみだをこらえて かなしみにたえるとき

  ぐちをいわずに  くるしみにたえるとき
 

 いいわけをしないで だまって批判にたえるとき

  いかりをおさえて じっと屈辱にたえるとき
  

 あなたの眼(め)のいろが ふかくなり

  いのちの根が ふかくなる。」

「しあわせは いつも自分のこころがきめる」

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