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伊與田覺先生と「論語と私」 2016-1

  伊與田覺先生の塾に月一度、京都に通う知人・K氏がいる。

そのK氏から、奉仕団体で約30分の卓話が行われた。

卓話要旨   

論語と私」 今日は、「論語と私」という題で卓話をさせていただきます。約10年前から、月に1回京都のパナソニックの霊山資料館の講義室で勉強させていただいております。講師は伊与田覺先生で、今年で101歳になられます。

簡単に先生のご紹介もさせていただきます。

 大正5年、高知県生まれ。学生時代より安岡正篤先生に師事。昭和15年青少年の学塾有源社を発足。21年太平思想研究所を設立。44年財団法人成人教学研修所設立、62年論語普及会を設立されています。パナソニックでは社員教育の一環として、取り入れておられます。この「仮名論語」の本は先生の自筆の書籍です。

 

 10年程前からですが、論語を学んでいるのですが、その間いろんなことがありました。今の伊與田先生の話の中にもありましたが、学んでいるタイミングで、論語の11節が違った響きで自分に訴えかけてきます。1年の締めくくりに1年間の感想を書くことになっています。

 「私の選んだ論語の一句」(2008年)

「顔淵、仁を問う。子(し)曰(のたま)わく、己に克ちて禮(れい)に復るを仁と為す。一日己に克(か)ちて禮に復(かえ)れば、天下仁に歸()す。仁を為すは己に由(よ)る。而(しこう)して人に由らんや。」

K氏の感想文
 
“ 顔淵がこの教えにたいして、その実践について尋ねている。その答えは,礼に外れたことは、見ないようにし、聞かないようにし、言わないようにし、行わないようにすることだと教えている。一日、一日を振り返り、礼に立ち戻るそのことが仁であるとの教えであります。
・・・・・私たち、凡人は、「仮名論語」の「小人は天命を知らずして畏(おそ)れず、大人に狎
()れ、聖人の言を悔る」この言葉のとおり、事業の調子のいいときは、自分の実力であると過信し、人の忠告も聞かず突き進んでしまう。まったく畏れ知らないばかものである。
・・・・・今回の金融、経済の嵐は収まるところを知らず、吹き荒れています。じっと収まりを待つのか、嵐に打って出るのか難しいところですね。自分の天命をしっかり自覚して、事に当たりたいものです。”

“リーマンショックで苦しんでいる時は、すべてを否定的に考えてしまいます。

人の心の持ちようは、その場、そのときで大きく変わっていくものです。

論語を学ぶことによって、自分自身の軸がぶれないように、静かに考える時間が大切であり、今後も学んでいきたいと思います。”

と締めくくられ、感動する30分であった。

又、一時は受注高が20%に落ち込み、社員を半減したこともあったそうですが、今では東大阪から大きな工業団地で盛大に活躍されているようである。

私も長い間に、色々な場面に遭遇してきた。いかなる時も、あわてず、あきらめずに精一杯努力すれば、必ずや運が開けると確信している。

当社も本年3月に創業80周年、会社設立70年を迎える。

12年前の新年初出勤の前日(1月4日)に当時社長であった私(2代目―当時満60歳)と、専務(弟-当時56歳)とで「当社を、これからどうしていくのか。」と話し合った。

(私のひとり息子は、畑違いの職業に就いているので継承の見込みがないことから)

その時、専務は社員のことを考え、続けていくとの決意をした。


  そして5年後、私は
65歳で代表者を専務(弟)と交代して取締役会長となった。

対外的な関わりを100パーセント譲るのでなく、少し残して5年後の70歳で退任するということで引き継いだ。

しかし、満72歳になった今も、もう少し一緒にということで毎日出社している。

(現役のころより時間において、少し余裕をもらっている。)

新年の明るいニュースとしては、本年1月より、4年間教員生活をした社長の息子(甥)が「御祖父さんの意思を尊重し、将来会社を背負っていく。」とのことで入社の運びとなった。

畑違いの世界からのこの新入社員に「石の上にも3年」の諺通り指導していくことになりそうである。

あと何年現役?、まだまだ、ボケられない人生が続きそうである!!。

                                 2016-1-1

          Y.YOSHIHARA

ご縁のある話

1-K氏は、家内の父親の教え子とのことである。

2-月刊誌「致知」新年号(1月号)の論語普及会

  学監・伊與田覺先生[巻頭の言葉]より

「道を志すことによってもたらされる縁を道縁といいます。道縁は時代を超え、民族を超えて相通ずるものです」

ご自分の人生で「論語」の関わりから、安岡正篤先生、2500年前の孔子直系の第77代嫡孫・孔徳成先生、第79代嫡孫・孔垂長先生との関わりを上記言葉で表されている。

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初日の出(643)  (:25)   (:32)

我が家の明るいニュース

    元旦の本日、孫(男)誕生

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今月のひとこと「万葉集」大伴家持の詠歌より

「新しき 年の初めの 初春の
 今日降る雪の いや重(し)け吉事(よごと)」 

元旦で立春の今日は、雪が降り積もるように、いよいよ重なれ、よきことよ

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