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野田一夫氏の講演「悔しかったら,歳を取れ!」を聴いて 2014-8

「この度は、ソフトバンクの孫正義氏、HISの澤田秀雄氏、パソナの南部靖之氏の師匠であられます野田一夫先生にご登壇いただけることになりました・・・。」と書かれた講演参加案内書が届いたので、早速参加の申し込みをした。

6月11日大阪のリーガロイヤルホテルで、“日本経済界のゴッドファーザーが大阪で語る。”「悔しかったら,歳を取れ!」野田一夫氏の記念講演が開催された。

壇上で、挨拶が終わると我々聴衆の最前列の前でたったままでの1時間半の講演であった。70歳代と思いきや、なんと御年87歳(昭和2年生まれ)とのことである。

自分自身に言い聞かせるテーマ、それが「悔しかったら,歳を取れ!」であるとのことであった。幻冬舎の社長と食事した折に、発した言葉であると・・・。

( 著書「悔しかったら、歳を取れ!(わが反骨人生)」の「はじめに」の項で、なぜこんな妙な表題の本を世に問うことになったかいうことが、記述されている。)

良い年齢になったら、あの世で友人や親と会いたい。あの世に行くのがあまり遅いと会えなくなる。あまり長生きすると、例えば120歳まで生きるのでなく、いい年齢で召されないと、先にあの世に行った友人たちに会えなくなる。その歳でいくと、彼らは、又この世に帰ってしまっていて合えなくなる。従って、延命治療はしない・・・。

介護施設に行くと大部屋のベッドに伏せた、生気ない姿を見ると・・・。元気であろうがなかろうが、生きている間は、若い人に治療費、年金等の多くの負担反をかけることとなる。「安らかに、平穏死を、延命治療をしない」と遺言に書く・・・。

(私は親の介護の時期を迎えた約20年前に、兵庫県の某温泉病院の良い介護施設があると紹介され、家内と、息子3人で見学に行った。大部屋で介護される多くの人の姿を見て、早々に見学を終えた。帰宅の車に乗った途端に「ここはやめよう。」と言葉を発した。奇しくも、3人ともうなずいた。

その後、親しいM病院に約1年数か月間お世話になった。

一般には病院としては、長期入院は病院側としては費用の点でいい患者ではないと聞いており、3ヶ月経つと病院から追い出されると聞いていたが、配慮していただいた。ありがたいことであった。)

野田先生の父親は「愚痴は言うな、陰口はたたくな。」が口癖だったと述懐される。

日本人として初めて航空力学をドイツで学ばれ、三菱重工の技術屋の最高幹部として九六式艦船や零銭などの名機開発の総責任者であった。映画「風たちぬ」の主人公であった堀越二郎氏との関係も話され・・・。

( 私のブログ「会長のひとりごと」2013-9号“映画「風たちぬ」「終戦のエンペラー」”に、この映画の主人公・堀越二郎先生が晩年わが母校の教授として籍を置かれた話や、約50年目の東京オリンピックの聖火運搬に使われ、戦後初めての国産旅客機「YS11」の製作に携われた木村秀政日大教授の話を、同じ下宿生であり名古屋育ちでお父さんが三菱重工に勤務されでいたI君から何度も聞かされたことを、今も鮮明に覚えている。)

野田先生は、「夢と志」の違いを父から教えてもらったとのことである。

それは「終戦の年、18歳であった。」

「対日占領政策の話」

再び戦えないような経済水凖の政策。時の人口は8000万人。しかし、現在の情勢の変化に至ったのは、中国の蒋介石が台湾に追いやられたことに始まる。

まず、アメリカの対日経済援助が始まった。

戦後すぐには、男は重労働、女は何をされるかわからないと日本人は考えた。

しかし、数年で対日政策に変化が現れた。

ロシアは、終戦にもかかわらず、日本の北方領土に攻め入り、東京から東を、中国は、西を統治するのではとの思いが・・・・。

外国生活をしたら、日本人に会ったり、日本の記事を見たりすると心が和み、その日本の良さを再認するとのことである。

( 昨年ポルトガルで、ロータリークラブの世界大会が開かれた。国際ロータリー会長が日本の田中作次氏ということなので、一人でも多くの日本人の参加要請があったので、急遽私も思い切って参加した。国の紹介がJかNの順番と思いきや、会長の国ということで最後に紹介され、会長紹介の折には、何万人かの会場全員がスタンディングオペーションのなか、「君が代」が流れ、胸にジーンとくるものがあったことを思い出した。)

祖父は裁判官であり、父親は技術者、仏教徒(曹洞宗)、62歳から20年かけ著書「科学世界史」を書かれ、氏にとっては父親の影響が大であった話など、多彩な内容であり、聞くものにとって大変感銘を与える“日本経済界のゴッドファーザーが大阪で語る。”「悔しかったら,歳を取れ!」野田一夫氏(航空の夢が志に代わる)の約1時間半立ったままの記念講演であった。

              2014-8-1

              Y.YOSHIHAR

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講演パンフレットより    当日の講演風景

 PS-著書「悔しかったら、歳を取れ!」の「終わりに」の項で

要約すればそれは。「(当然だが)“たった1回しかない人生”だと自らに強く言い聞かせつつ、(年齢と状況によって変わることがあっても常に)“明解な人生目標の達成”を心に期して、(納得できない世間的慣習や常識などに妥協せず)、“敢然と自分らしく”生きようではないか!」というアピールだ。

「以上3つの信条を若い頃から常に意識して生きているか否かは、後年になってから個々の人の生き様を決定的に左右する。」と信じるからこそ、僕は本書を出版する気になり、懸命に書きつづったのだ・・・。

講演会の案内より

1927年生まれ

東京大学卒業、同大学大学院特別研究生

立教大学教授

多摩大学、県立宮城大学、産業構想大学院大学、ニュービジネス協議会初代理事長

「現代の経営」(P.F.ドラッカー著)の監修に携わる

日本の大学改革、日本企業の経営近代化に貢献

各界にわたって彼を愛し彼を慕う人々の数が知れない、前代未聞の行動的大学教授である

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今月のひとこと 「昇った日は、沈まねば・・・」

                   坂倉真民一日一言より

 

昇った日は 沈まねばならぬ 

咲いた花は 散らねばならぬ 

生まれた者は 死なねばならぬ 

これらは自然の法則である 

だから悲しむことはない 

大切なのはその刻々を 

どう生かしてきたかである 

( 致知出版社 小笠原節子氏から、「24節気」に合わせて良い言葉、写真を送付いただく。身近な方に、転送して喜んでいただいている。)

「暑中お見舞い申し上げます。

関東地方も梅雨明けして、

朝から元気いっぱいな太陽が顔を出しています。

これからしばらくの間、この暑さの中での生活ですが

みずみずしい樹木や、太陽に微笑む向日葵のように

元気な夏をお過ごくださいませ。

今日は24節気の「大暑」です。

ほんの少し、心安らぐひとときをお過ごしいただけたらと・・・

http://chichi.happy.nu/24/summer06/

致知出版社   小笠原節子  」

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