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“草喰・なかひがし”中東久雄氏 NHKテレビで 2014-5

 3月31日(月)夜、NHKテレビ番組・プロフェッショナル「仕事の流儀」で、“最も予約のとれない店 京都 和食の巨人”“国内外からのシェフからも・・・。”と「草喰・なかひがし」御主人・中東久雄氏が紹介された。

 

「野山の四季を料理する」

「京都の四季を食す。野の草を料理する 和食の巨人。山菜料理 和食の巨人」

 

私が、“草喰・なかひがし”のご主人・中東久雄(昭和27年生・61歳)さんにお店でお会いして本年5月5日で、はや4年になろうとしている。

更にさかのぼること半世紀、ご主人生誕の地・京都の奥座敷花背の名宿“美山荘”に約一ケ月お世話になった頃は、ご主人はまだ小学生であった。美山荘の前を流れる小川で、小さな網で魚をすくって遊んでおられるご主人の姿は、いまだに目に焼きついている。それは、私が満17歳、高校3年生の夏であった。その頃、長男で3代目・吉次氏は、まだ独身であったように思う。又、従姉妹の恵美子さんの働く姿も記憶に残っている。

 

関西版ミシュランガイドで毎年「美山荘」「草喰 なかひがし」が取り上げられ、昨年は久雄氏の息子さんが、「セントレジスホテル大阪」でイタリアンの責任者として活躍される姿が久雄氏とも共にテレビで取り上げられていた。

その数か月後、そのホテルで会食する機会があり、そのイタリアンのお店を覗いてみたが、当日は残念ながら休暇を取られているとのことであった。

 

“命(食材)を感じる料理”口に入れたときに 力強さ(命)を感じてもらう。

例えば、ふきのとうの「苦み」こそが命。

「琵琶湖の驚きの食材(タテボシガイ)に挑む」場面では、それを料理するシーンを克明にカメラが追う。

 

普通は、その秘伝?らしきものは他人に見せないのが常識と思っていたが、何もかもカメラの前でオープンにされ、自然の食材を料理されるおおらかな度量に感心した。

 

また、朝早く雪の積もる京都大原の里に向かう車中の姿は、赤いスポーツカー?、そして帽子、明るいオレンジ色のマフラーと長靴の姿は、年齢を10歳位若く見える瞬間である。

思わず、「かっこいいな!」とテレビに向かってつぶやいた。

 

「どんな命(食材)にも 最高の味がある」

頂点を目指す

京都の四季、和の名料理人

素朴な食材で 心を満たす

野山が教えてくれる

等とテロップが流れる

 

中東久雄氏は、明治(8)から続く美山荘の3代目吉次氏の弟さんである。(現在は、4代目久人氏)

「不安と葛藤の修業時代、兄(吉次)が指導してくれた。」と語る。

いずれは「独立」を意識していた38歳の秋に、兄・吉次氏から手渡された手紙(1990,10,10 PM4:00)に人生の心構え「誇り高く 平凡に生きよ―おごらず、さまざまな声を聴いて、生きること」との文面でふっきれたと述懐されていた。

 

その後まもなく吉次氏は1993年(56歳?)で召された。

そして砂をかむ日々が続き、色々な悩み葛藤の末、17年後に名を馳せるようになった。その後もおごることなく、機会があれば兄を讃え、兄からの言葉を話されることに氏の人柄が彷彿している。

 

「プロフェショナルとは、生命(食材)を知りつくし、料理して 伝えていくこと」「どんな命でも、最高の味がある」と、番組は締めくくった。 

 

月曜日に感動して観た3日後、夜中にテレビの音に目を覚ますと、なんと再放送が始まっているではないか!。

又、起き上がって最後まで食い入るように観た。なんとご縁のあることであろうか。

 また、近々に寄せていただき、改めて食材の命を考えながら食したいものである。

                          
                   
           2014-5-1

  YYOSHIHARA 

                          

Photo    20090719

お店「草喰 なかひがし」にて 「実家の美山荘」 

ご主人と女将さんと 2010-5-5    2009-7-9

  

2010年5月5日に、ご主人の実家・美山荘(文化人がこよなく愛した宿・白洲雅子、司馬遼太郎・・・)でお会いしてから、50年ぶりにお店「草喰 なかひがし」で再会することができた。

その昔の思い出話、志賀美恵子氏のことで花が咲いた。約2~30年前、聖徳太子ゆかりの四天王寺(大阪市)元館長・(故)瀧藤尊教師の講演で、志賀さんは心霊の研究者されている有名な方で、日本でも五本の指に入る人であると紹介された。

5年前に、美山荘の大女将さんとお互いに志賀さんのその後の消息を知らないかとの対話を、このブログ(「半世紀ぶりの大悲山峰定寺と美山荘」2009-9月号 「ミシュランガイドと美山荘」2009-11月号)に掲載した。

そのブログを偶然見られた面識のない方から「本年(2010年)7月、志賀さんの10回忌である。」とのことを知らせていただいたのは、4年前の春であった。

その日は、中東さんのお店に寄せていただく約1ヶ月程前であった。

 

その後7月に、志賀さんがお祭りされている島根県に家内と愛犬・モモを連れてお参りした。

仕事に悩む中、島根に向い、帰宅して数日したら悩む仕事の件について朗報が届いた!。 

多くの著名な方も、志賀さんところに相談に行かれていたとのことであった。

*いつも固有名詞を掲載させていただく折には、原稿に失礼があってはいけないので必ずご本人のご了解を得て掲載している。(櫻井よしこ様、美山荘・中東和子様、司馬遼太郎記念館・上村館長様、大前研一様・・・)
 
今回も、原稿を送付の折に予約を頼んでみたが、4、5月はキャンセル待ちとのことであった。やはり世界のシェフもうならさせる料理人・中東久雄氏である。

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今月のひとこと「無財の七施(慈悲の実践)」2014-5

  

1-眼施(げんせ) やさしい眼差(まなざし)で人に接する

 2-和顔施(わがんせ) にこやかな顔で接する

 3-言辞施(ごんじせ) やさしい言葉で接する(落ち込んでいる人に)

 4-身施(しんせ) 捨て身になり人に尽くす

 5-心施(しんせ) 他人の為にも心をくばる

 6-床座施(しょうざせ) 席や場所を譲る

 7-房舎施(ぼうしゃせ) 自分の家に一晩泊めてあげる

昔からよく聞く言葉である。これを個人で実践、そして我々の身の回りで、会社で、日本で、世界へと拡がれば、なんと幸せな世界になるであろうと思うのは、私一人だけではないであろう。

 昨今の目先のことに右往左往する各国の外交を見聞きすると、なお一層強く感じる。

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コメント

偶然にも私も同じ番組を観ていました。
本当に交友関係の広さに感服します。

ところで・・・今回のブログは難しくなく大変読みやすかったです。


投稿: S.MORI | 2014年5月 2日 (金) 14時53分

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