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「日本銀行を訪ねて」 2014-3

 日本(ニッポン)銀行は、銀行のみの取引で、一般の個人や会社との取引はしないと聞かされていた。したがって今後も個人としてくる機会はないものとの思いで「日本銀行を訪ねて」の見学会に参加した。
 

案内の職員の方の説明によると、

個人の関係では自動車違反や、裁判の関係の国費納付?、汚れたお札や完全な原型をとどめないお札の交換などは、この2階のフロアーでおこなわれるとのことである。

現在ではお札の発行から、使えなくなったお札を処分するまでの「お札の一生」を管理している・・・。

日本銀行は、一般の銀行に金の出し入れをし、銀行間のやりとりは、日本銀行にある預金口座を通して行われる。また国も日銀に口座を持ち、税金などがこの口座に集まり、年金などの支払いもこの口座でやり取りされる。

 

日銀の仕事は

1-お札の発行(1万円、五千円、二千円、千円札)

2-物価の安定(物価や経済の動きを調べ、お金の価値を安定させる)

3-金融システムの安定 

明治政府が西南戦争(1877-明治10年)の費用調達の為に多くのお札を発行し、お金の価値が大幅に下がり、そこで貨幣価値を守るために、中央銀行(明治15年)に日本銀行が設立された。本店の本館は、1896年(明治29年)東京駅の設計も手掛けた辰野金吾博士で、国の重要文化財である。

 

日銀に帰ってきたお札をチェックされている様子を見学し、偽造防止のいくつかの紹介もされた。(角度を変えると画像の色や模様が変化。光にかざすとすき入れた3本の棒線が見える。お札を傾けると「NIPPON」「10000」の文字が浮かび上がるなど)

傷んだお札は、細かく切り刻み、一部は住宅用の建材などにリサイクルされている。

細かく切り刻んだ紙片をお土産にいただいたが、種類の違う札が混じっているので、持参されても復元できませんとのことであった。 

お金が燃えたり、破れたときでも原形をとどめたり、灰になってもお札と確認できれば引きかえることができる。

 

2-物価の安定させるためには、

インフレ時には、金融機関が持っているお金の量を減らし金利が上がるようにして、お金を借りにくくし、生産、投資をおさえて物価を安定させる。

デフレ時には、金融機関が持っているお金の量を増やし金利が下がるようにして、お金を借りやすくし、生産、投資を活発し、物を買う人も増えて物価をも下がりにくくなり安定させる。

 

3-金融システムの安定
   *
金融機関の間のお金のやり取りを取り持つ

   * 金融機関の経営状態をチェックする

   * お金の流れを守る(支払いのできない銀行が他行に悪い影響を及ぼす危険が 

  予想される場合にはそれを防ぐため貸出する)

震災などで、東京本店にもしものことがあればと、大阪にデーターがバックアップされているコンピュータコーナーも案内していただいた。

 

発行されなかった日本銀行券?

「新円切り替え」と「証紙貼付銀行券」?の話題

第二次世界大戦後のモーレツなインフレーションに対処する「総合インフレ対策」発表。

「金融緊急措置令」「日本銀行券預入令」

1-金融機関の預貯金封鎖

2-10円以上のお札(旧券)を期限付きで無効(5円券も追加)

3-旧券を強制的に預けさせ、既存の預金と共に封鎖。親様式の銀行券(新円)を発行し、一定限度内に限り旧券との引き換えおよび思念による引き出しを認める。

これらの新券切り替えの実施時期が半年ほど早められたために、新券が間に合わなかった。

そのため臨時的に旧券を新券とみなす窮余さくとして、4種の証紙(千円,二百円、百円、十円)を発行し、旧券の表面に張り付けて使用された。

 
年末の日銀大阪支店   大阪市役所  
 

私も朝食のパンを買うのに毎日証紙を持参して「売ってもらう!」幼い頃の思い出がある。

甘い物がないのはもちろんのこと、おやつのない時代である。時折、風呂敷の包みを持って我が家に現れるひとりの小父さんがいた。風呂敷を広げると、その中にはチョコレートなどのお菓子が出てくる。それは、アメリカ進駐軍の兵隊のこずかい稼ぎで?あったと聞いた幼いころの話題である。

 

今は、金さえあれば何でも手に入り、暮らせるありがたい反面、物に対するあこがれ、手に入れたときの感動、ありがたさがなくなってきているでは・・・・・。

 

それらを考えると、我らの青春時代は仕事においてもプライベートにおいても、良い悪いは別にして多くの体験、経験をしてきた。その多くの経験させていただいたおかげで、多くの感動、多くの忘れられない思い出があり、そして今日の自分があることに感謝するものである。 

            2014-3-1

            Y.YOSHIHARA 

 

PS 案内の方に「あなたは、公務員ですか?。」の質問をしたら、「公務員ではありません。」と答えられた。

 日本銀行は法律(日本銀行法)に基づいて設立された法人(認可法人)であり、役職員は公務員ではありません。

しかし、日本銀行の業務は公共性が非常に高いことから、日本銀行法では、役職員は公務員の身分について、「法令により公務員に従事する職員とみなす」(日本銀行法第30条)と定められている。

参考資料―「おしえて!日本銀行」日本銀行ガイドブック

     「お金の話あれこれ」日本銀行情報サービス局

日本銀行大阪支店―大阪市役所前 0662021111 

 

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今月のひとこと「昨日と今日は同じでない」

 

白い雲が、一瞬一瞬変わるように、人の心、人の定めにも似ている

人の心、境遇は日に日に変わる。

刻々と移りゆく人の世の定めに、人は喜びも,嘆きもする。

人の世は、雲の流れのごとし。

「喜べども有頂天にならず、悲しめどもいたずらに絶望せず、

人それぞれの務めを、謙虚に真剣に果たすならば、人生の妙味も味わえるのではないだろうか」

 

 松下幸之助著「松下幸之助成功の金言 365」より

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