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「“和食” ユネスコ世界無形文化遺産に!」  2014-1

  富士山のユネスコ世界遺産登録に引き続き、師走には「“和食” ユネスコ世界無形文化遺産に」との報道が大きく取り上げられた。その成果に中心的な役割を果たした静岡芸術大学・熊倉功夫学長は、「ユネスコ(国連教育科学文化機関)世界無形遺産」はゴールでなくスタートである・・・。

また、もう一人忘れてはならないのは、今年もミシュランガイドで三ツ星の「菊乃井」さんのご主人・村田吉弘氏(日本料理アカデミー理事長)であろう。

この無形文化遺産は、料理部門で初めてかと思いきや、フランス料理、地中海料理、メキシコの伝統料理、トルコのケシケキ(麦粥)などすでに4件が登録されているとのことである。

(毎日新聞12月5日朝刊より)

日本からは、能楽、人形浄瑠璃文楽、歌舞伎など重要無形文化財と「京都祇園祭の山鉾行事」「アイヌ古式舞踊」「那智の田楽」等が登録されている。

日本料理アカデミー理事長で「菊乃井」主人の村田吉弘さん(61歳)は「遺産登録はとてもありがたい。ご飯と汁とお魚といった、季節感や家族の健康などを考えた毎日の食事こそが本来の和食。しかし、そんな普通の食事が失われつつある。その大切さを再認識するきっかけになってほしい。」と話した。

安倍晋三首相は「大切な食文化を未来永く後世に引き継いでいきたい」「海外の方々にも和食の良さを理解していただけるよう、さらに発信していきたい」と話した。

先日のテレビ報道によると、最近の料理学校の和食の生徒さんは、10年前の半分になっているとのことである。また、「和食」とは日本の食文化―懐石料理のみでなく、おせち等和食一般をさし、最近では、イスラム教徒向けの食事を工夫する旅館もあるとのことでもある。

私が「菊乃井」さんに初めてお邪魔したのは、8年前の3月である。

息子が、そのご主人・村田吉弘氏の書籍をみて、日頃から一度は行ってみたいと想っていたその思いが現実のものとなったのは、京大の大学院を去る記念にと私たち夫婦を招待してくれたその日であった。その予約の折に、その招待の目的などを聞かれたとのことである。

その夜は、一見の客にもかかわらず、気持ちよく「お・も・て・な・し」をしていただいた。おかみさんが玄関先まで送り出していただいた折に「今日は、おいし料理をいただきました。息子は、まだ学生ですのでもう少し出世したら、改めて寄せていただきます。」との言葉を後にして、八坂神社や百年の昔に西洋建築の髄を集め建築された「長楽館」当たりの光のイベント「京都・花灯路」の夜景を見ながら、京都・都ホテル(蹴上・現在はウェスティン都テル・京都)に向かった

すでに医師であったが、院の学生である意をくんでいただいたのか、思いもよらぬ学割料金?であった。料理はもちろん、そのおもてなしに感動した。

そして、今秋9月中旬に古希のお祝いにと8年ぶりに息子夫婦が招待してくれた。前回は、親子3名であったが、今回は息子夫婦と孫、嫁の両親と私ども夫婦の7名で訪れた。

今回は、奥の方の座敷で、古希ということで低いイス席を用意していただいていた。

女将さんも、その日は多くのお客が居られるようなのに、「古希のお祝い」と気随いただき、仲居さんも付きりであるのに、カメラのシャッターを押していただいたりしてその場を盛り上げていただいた。我々も孫にかこつけて話も弾み、気がつくとくと、はるかに予定時間が過ぎていた。帰り際に気が付いたのであるが、部屋の片隅には、いつの間にか孫がいつ寝てもいいようにと布団がしつらえられていた。

仲居さんからは「ひざ掛け(ネーム入りナプキン)をお持ち帰りになって暖簾にでもしてください。また喜寿に来ていただいて浴衣にでも利用してください。」と、なんと粋な計らいであろうか。これがまさに「お・も・て・な・し」であろう。

今回も、料理はもちろんそれらの気遣にもさすがと感心した。

私は「和食」の最たるものは、お節(せち)料理ではなかろうかと思う。

毎年注文していたK寿司店のおせちは、我が家の口に合い?何一つ残すことなく食した。その店も今年から職人さん不足で、中止とのことである。

(今回冒頭の熊倉教授も料理学校の生徒数は、和食部門では最盛期の半分と語られていた。)

約1ヶ月、頭を悩ませたが、たまに寄せていただく割烹料理N店のおせちで正月を迎えることができた。

一昨年の年末の大きな話題は、なんといっても山中伸弥教授のIPS細胞のノーベル賞受賞であった。あの山中教授も浮かれことなく「ゴールでなくスタートである。」と言われた。

そして今回、熊倉教授も「ゴールでなくスタートである。」と言われた。

昨年は、おみくじ「末吉」の通り、年の後半にやっと運が向いてきた。

高島易断によると、私にとって本年は実りの年だそうである。

正月早々、縁起のいい話題である。

 2014-1-1

                             Y.YOSHIHARA

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料亭「菊乃井」20053月 20139月(古希の祝い)

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今月のひとこと「着眼大局、着手小局」     

          荀子のことば(孔子の弟子)

「すべて偉大なるものは 

    小事のまごころからはじまる」

「着眼大局、着手小局」

目のつけどころは大きく洞察をし、実践は小さなことの積み重ねという教えがります。

大きな洞察が出来ないのは、小利にとらわれるからである。

足元の実践がおろそかになるのは、背のびをするからである。

徳人はみな身を低くしている。

身を低くしてみると、すべてのものを生かすことができるのです。


幸福共創新聞
「石川洋さんのありがたいお話」より

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