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音*学*劇 「ザ・オダサク」  2013-7

“織田作之助生誕100年 青春グラフィ 音**劇「ザ・オダサク」”を観劇した。(脚本・金秀吉 演出・錦織一清 音楽・岸田敏志)

我々の年代(高校14期、旧制39期)の観客が多いであろうと思いきや、大阪松竹座の前面道路は若い女性であふれかえっていた。(ポスターの出演者8人の顔写真、名前を見ても知らないメンバーであったのだが・・・。) 

入場し、パンフレットを見てこの松竹座の満席の理由が分かった。

主役の内博貴(元・関西ジャニーズ)浜中文一(関西ジャニーズ)姿月あさと(元・宝塚宙組男役トップ)陽月華(元・宙組娘役トップ)穐田和江(元・SDN43)らの好演に加え、曾我廼家貫太郎(松竹新喜劇)が脇を固めていた。

 


 物語は、オダサク(織田作之助・旧制高津中学校9期生)が旧制第三高等学校(現・京都大学)の時代から始まる。昭和11年マント姿で東大本郷の落第横丁を上流階級文学・白樺派を揶揄すべく、無類派を称し、闊歩する。「夫婦善哉」で文学賞を受賞後「わが町」が舞台化、「帰ってきた男」が映画化され一流人気作家となった。そして、昭和2233歳で若き命を燃え尽すのである。

最後の、大樹の下で喀血するシーンは、内博貴の大熱演に加え、多くのライトを駆逐した舞台演出にも大変感動した。

笑いあり涙あり、そして内博貴らのすばらしい歌唱力と踊りで、若者から我々の年代までも楽しめるすばらしい舞台であった。

(“夫婦善哉”受賞後の忙しい執筆中の写真を撮るシーンがあった。 あのカメラアングルからきっと府立高津高校同窓会館やカレーの自由軒に掲げられた写真であろうと思う。)


以上が、 2階の最前列での音**劇「ザ・オダサク」観劇記である。(2013-5-28

大阪の松竹座に引き続き、東京新橋演舞場でも上演された。
                   

 2007_09        Photo
 同窓会館の織田作之助写真       自由軒の織田作之助写真

姿月(しづき)あさと(オダサクの姉役)-宝塚歌劇団 宙組初代トップスター(2000年退団)陽月(ひづき)華(オダサクの妻役)―宝塚歌劇団 星組「王家に捧ぐ歌」で新人公演で初ヒロインその後宙組でトップ娘役(2009退団)ら元タカラジェンヌらも、好演していた。

星組「王家に捧ぐ歌」といえば、丁度10年前私が、宝塚大劇場での初めての観劇である。湖月わたる”“壇れい新トップスターコンビの星組公演「王家に捧ぐ歌(オペラアイーダより)」であった。その時のトップに次ぐ出演者はアイーダ役・安蘭けいをはじめ、潮美真帆、真飛聖、涼紫央、立樹遥や柚希礼音らであった。後に安蘭けい(2006年星組)”“真飛聖(2008年花組)”“柚希礼音(2009年~星組・四天王寺高校)らはトップスターとして活躍し、安蘭、真飛さんらは、映画、舞台にと今も活躍されている。 

その星組の彩吹真央(東大阪市)涼紫央(大阪)さんらは、残念ながらトップになれなかったが、男役二番手での退団であった。お二人からは、時折公演挨拶のプロマイドを送っていただいたのだが・・・。


  その劇中に、今も繁盛するミナミの「うまいもん屋」が登場する。

道頓堀相合橋東詰「出雲屋」のまむし(うなぎ)、日本橋(にほんばし)「たこ梅」のたこ、法善寺境内「正弁丹吾亭」の関東煮(おでん)・・・・・。

松竹座を出て少し散策し、法善寺横丁にお参りしたらもう夜の8時前だったので、久しぶりにその一軒のおみせで食事をとることにした。

女将さんに、「ザ・オダサク」のパンフレットを見せながら振り返ると、なんとカウンターに主演の内博貴さんが座っていた。

帰る時、内さんの廻りに人がいなかったので高校の大先輩「ザ・オダサク」の観劇をしてきたことなど、迷惑にならない程度に家内と共に言葉を交わした。

その店のご主人からは、石浜恒夫(石濱家によく出入りしていた織田作之助氏にかぶれて、文学の世界に入った)さんにもよく利用していただいたとのことであった。「残念ながら、火事で多くの写真を失いました。」とのことも・・・。


 私の知り合いのS氏に(昭和3年生)、その店での話をすると「そこは、オダサクがよく行っていた店や」とのことでした。

同窓会のメールで知った「ザ・オダサク」の観劇により、内博貴さんとの出会いができ、関ジャニ(関西ジャニーズ)という言葉も知ることができた。少し若返ったような気がしてきた。

今日もご縁のある一日だったと、何かうきうきしたような気持ちで家路についた。

 

                                                   2013-7-1
 

                                                  Y,YOSHIHAR

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(料理割烹 正弁丹吾亭―法善寺横丁)   (「夫婦善哉」-法善寺

"行き暮れて ここが思案の善哉かな”

「織田作之助文学碑・友人藤澤桓夫識」 

 
 私のお世話になっている整骨院のS先生は、歌も上手でセミプロらしい。その先生の風貌は、内博貴にそっくりである。

次回お会いしたときには、パンフレットを見せてその話をしようと思う。決してリップサービスでないと・・・。


脚本・金秀吉氏略歴

1961年 大阪市生まれ 映画監督、脚本家、映像プロデュ―サー  

 映画界の芥川賞と言われる“城戸賞”を18歳で受ける。

現在・大阪芸大非常勤講師

「千の風にのって」監督、脚本

「橋のない川」

「BOXER JOE(ボクサージョー)」

等多くの映画監督、脚本家として活躍。


演出・錦織一清略歴

1965年生まれ ジャニーズ事務所グループ「小年隊」リーダー

テレビ、舞台で活躍し、舞台の演出も手掛けている

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今月のひとこと  「安岡正篤一日一言」より

 

一、初対面に無心で接すること 有能な人間ほど、

  とかく慢心や偏見があり、どうしても有心で接する、これはいけない

一、批評癖を直し、悪口屋にならぬこと

一、努めて、人の美点・良所を見ること

一、世の中に隠れて案外善いことが行われているのに平生注意すること

一、好悪を問わず、人に誠を尽くすこと

 

 『安岡正篤一日一言』より(致知出版社刊)  

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