「格安航空運賃“PEACH”」 2012-4
何事も安価であることは、結構なことである。しかし、牛丼、ハンバーグ等のチエーン店激安合戦はいかがであろうか。昨年、焼肉店でも死者が出、激安店のことが報道されたことは記憶に新しい。
また、「安全」「安心」でなければならない飛行機が、「大阪―福岡間往復500円」??のキャッチフレーズの1番機が3月1日に関西空港を飛び立った。(航空会社“ピーチ”「関空―新千歳空港」との2路線―ANAの関連会社)
8月からは、成田空港からの海外路線も始まるとのことである。
海外では、この種の航空会社がたくさんあり、ANAではそのグローバル化に備えての対抗措置により経営改善を図るとのことである。
無駄を?省く(受付カウンターもあまり費用の掛からない場所に、乗り場までバス移動、客席を増やし座席の間隔が狭いようであり、食べ物、飲み物も現金払いであるとのことである。)その内容にもよるが、我々の年齢になると、折角の楽しい旅行なら、安全、安心はもちろん、少し高くても気持ちよくサービスの良い方を選びたいものである。
といいつつも、10数年前であろうか、冬場の札幌で甥の結婚式が行われた。
時折、東北や北海道方面にスキーのパック旅行に行っていたのでそのパックを利用した。飛行機代の費用で2泊3日朝夕の食事つきである。初めての利用時は、民宿みたいなところで、まずい食事と覚悟していたら、なんとなんと立派な温泉旅館であり、食事も満足できる内容であった。
時には、3月の快晴の中のでの春スキーは、紺碧の空、樹氷の木々を見ながら、白いモンスターのような樹氷の林間コースを約10キロほど滑る心地はまるで夢のようである。(決して大袈裟ではない。)
休日を利用してのパックであったが、平日なら飛行機の片道運賃で楽しめるとのことである。
プライベートのゴルフコンペ参加費用ぐらいで、2泊3日、温泉に入り朝夕食事付である。
訳が分からない、金の価値がわからないと時折悩む?(笑い)パック旅行であった。
しかし、結婚式にのみ参加の方は、当然飛行機代の外に宿泊代費用がかさむ。何か申し訳ない気持ちであった。
旅行といえば、最近の新聞広告にも変化が表れている。
数年前から「2名1室でも同料金」、その後「土曜日宿泊、2名1室でも同料金」最近では、「一人参加者限定旅行」等と新聞の広告覧にも変化が現れている。
やはり不況、少子高齢化の表れであろうか。
又、この頃世間をにぎわしている格安の宿泊「星野リゾート」等、食事はバイキング方式であるようであるが、その辺を気にしなければ、家族の多い家庭や若い人には朗報であろう。
㈱ダイソーさんが、「100円ショップ」を開業され、全国展開されて久しい。
以前、旅行に眼鏡をえ忘れ、「ダイソー」の看板を目にし、店に入ると眼鏡売り場があった。老眼のメガネが何種類も、フレームも何種類もある。掛けてみるとOKである。
支払いの折「これも100円ですか?」と再確認した。
勿論、アジアの製品であろう。運賃、店の経費、製作代、材料費などを考えると貨幣価値がわからなくなってくる。
安いことはいいことであるが、これでは日常生活の日本製品はなかなか売れないし、円高の影響で輸出も鈍り、ダブルパンチであろう。
韓国、中国、東南アジア製のパソコンやテレビ、冷蔵庫なども安く出回っている。しかし、我が家や息子(別居)は、国産品を愛用し、少しでもデフレスパイラルの歯止めの足しになるであろう!?と思いながら。(笑い)
3月11日午後2時46分、政府主催「東日本大震災合同慰霊祭」が天皇陛下をお迎えし国立劇場で行われた。陛下も心臓の手術間もない中、皇后陛下と共に参列された。
遺族の地元代表の3名の方がそれぞれ言葉を述べられた。その一人中年の女性の言葉は、その内容や話し方、涙しながら1年前の状況を思い出すようにひとことひとことかみしめながらの話に、多くの人々が感慨深げに聞き入るひと時であった。(「結婚間もない息子が、人を助けるために2度と帰らぬ人となり、残された身重の嫁、その後に誕生してきた孫のことを思うと・・・・・・。」)
我が家でも、その式典に黙とうしながらの暗い長い一日を過ごした。
東日本大震災から1年経過した。いろいろ難しい問題があるが、前を向いて歩かねばならない。我々もこの数年の間いろいろと多くのことに悩まされてきたが、東日本のことを考えると愚痴は言えない。
2012-4-1
Y.YOSHIHARA
赤倉観光リゾートより温泉街を望む 妙高山をバックに
元気な同窓生
高校の友人豊田一雄君が、「昔とった杵づか」で、数年前から再度スピードに挑戦している。(大学でスキー部に籍を置き、数十年のブランク)
1月中旬から3月下旬まで、土、日はスキー競技に挑戦するため各地に遠征している。
3月4日(日)に、関西学生スキー連盟主催の現役学生競技に引き続き、OB,OGの競技が2時半頃より始まった。「ゼッケンナンバー207番 大阪市大 豊田一雄」とアナウンスされた。直線約1KMを1分20数秒で滑降。65歳~70歳の部で優勝の栄誉に輝いた。(3月2日参加「八方尾根リ―ゼンスラローム競技」では約2KMの滑降)
高校から約50年我流で来た私は、少しは上達したい気持ち(若いころのように?)があるけれど、マイペースで楽しんでいる。
彼は、毎年春休みの初めにご夫婦や子供、孫さんと白樺国際スキー場の定宿で楽しむとのことである。私がそのような環境になるのは、何年先であろうか?。
今回声をかけていただき、久しぶりの本場のスキーを楽しめた。アリガトウ!!。
明るいニュース
4月15日杭全神社の「1150年記念大祭」が開催される。
神社より案内が届いた。もちろん出席させていただく。
13日 御田植神事、薪能
14日 だんじり囃子、民踊、河内音頭、インド舞踊、舞楽
15日 1150年記念大祭、雅楽、白拍子舞、琴・バイオリン協奏、弦楽合奏
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今月のひとこと 福沢諭吉「心訓七則」より
世の中で一番楽しく立派なことは
一生涯を貫く仕事を持つことである。
世の中で一番さびしいことは、
仕事のないことである。
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コメント
今シーズンは狂ったように片っ端から競技に参加。3月23日の”ほおのき平”でのジャパンカップマスターズで切り上げましたが、結局、12の大会に出た事になります。レースによっては、スタート台に立った途端に棄権しようかと思うようなキツイのも有りましたが、何とか全て完走出来ました。マダマダ体の可動範囲を拡げる等、鍛えあげないとと実感。来シーズンに向けてオフの課題が出来ました。貴兄も会長なんだから多少は仕事を減らして、ウイークデーもスキー出来るようにされては?来シーズンはもう少し一緒に滑れればいいですね。
投稿: 豊田一雄 | 2012年4月 1日 (日) 19時02分