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「放射線の正しい認識と報道を!」2011-10

“原発問題の異なる認識の早い解決を!”

原発問題に関し、あまりにも偏った報道、風評被害・・・・・が多く感じられる。

国民に過剰な不安を与えないためにも、特に報道機関、政治家の皆さんにお願いしたいものである!!。

特に政治家は、軽はずみな言葉を発しないでほしい。

政治家は、特に大臣は国民の代表者であるとの気持ちを忘れないでほしい。

(経済産業相が「福島原発周辺は、死の町」等との会見。不評を買うと思った矢先、就任9日目で辞任。)

311日の東日本大震災から6ヶ月と20日が過ぎた。

この間、色々なショッキングな報道がなされてきた。それも、極端過ぎて?どの大学の教授の意見が正しいのかわからず、さらに不安をあおる。

一日肉?キロを毎日一年食べ続けたらとか、イカナゴを毎日?キロ1年間食べ続けたらとか。毎日同じものを食べれるはずがないし、もし仮に食べたとしてもそれまでに病気になる。(友人に、豆腐が体にいいからと毎食何丁も食べ、痛風になり困っていた友がいた。食事のみならず、何事もバランスが大事である。)

もう少し庶民にわかり易い、適切な解説をしてほしいものである。

98日高校仲間の集まり(毎月)で、夜6時より恒例の卓話がはじまった。

同窓で阪大名誉教授の広瀬喜久冶氏(物性計算物理学)の「原発事故の話―その2」と題して約1時間熱く語ってくれた。

「放射線の影響について」児玉龍彦教授発言

測定・除染を急げ(727日衆議員構成労働委員会で、爆弾発言。)

「推計によると、福島原発からの放射線物質の放出量は、ウランに換算して広島原爆の20個分・・・。」

日本の安全基準―平時は、年間1ミリシーベルト、緊急時は、年間20ミリシーベルト。

(国際放射線防護委員会は、原発事故などの緊急時は20~100ミリシーベルトの範囲を勧告。日本では、その下限を避難の目安にしている)

一方で、児玉教授の爆弾発言に対し、丹羽太貫・京都大学名誉教授は「引用した論文に対しては科学者の間で多くの疑問点が指摘されており、慎重な評価がいる。あたかも科学的に確定した事実のように扱うのは、不要な不安をあおるだけだ」と児玉教授の主張に批判的だ。(日経8/29

安全・保安院826日「広島原爆の168個分のセシューム放出」

放出された放射性セシュ-ム137が、広島に投下された原子爆弾の168個分に当たると試算を公表。「原爆が人体に与えたのは爆風や熱風、中性子線などの要因が大きい。単純比較できない」と説明。


中川恵一著「放射線のひみつ」より

チェルノブイリ原発の爆発事故(1986年)の放出放射線量は、福島の7倍。

(菅前首相が、レベル6からチェルノブイリと同じレベル7に引き上げた訳は?)

チェルノブイリでの消火活動や被爆作業員は、急性症状のため28名死亡。

事故から25年たった現在、セシュームによる健康被害は未だに認められない。

小児甲状腺ガンの発症は、2006年までに発見された患者は9千人(WHOより)で、死亡が確認されたのは9~15名とされている。

(福島県民の健康被害―先行実施の内部被爆検査「122人全員問題なし」-日経7/24)

チェルノブイリの放出放射線量は、福島の7倍であるのに「菅前首相が、レベル6から7(チェルノブイリと同じ)上げた」のはなぜなのだろうか?。(*)

食品の汚染について(朝日7/13

牛肉から検出された濃度について、長崎大学の松田尚樹教授は「食べても健康上の問題は考えにくく、神経質になる必要はない」「空気や食べ物から自然に体内に入る放射性物質による内部被爆は年に1.5ミリシーベルトで、それに比べたかなり低い。子供は代謝が早いので生涯被爆量は大人と変わらない」

「原発は本当に危険か?」クロード・アレグロ著、中村栄三監修より( 20117月発刊)

人は常に被爆しており、満員電車の中は放射線だらけ、温泉、花崗岩(墓石)、飛行機に乗っても・・・。万人が体内に放射性物質を含んでいるから、特赦なセシュームだけに目くじらを立てる必要はまるでないのです。

監修者序文「原発周辺には津波によって瓦礫に埋もれて助けを求めていたにもかかわらず彼らを・・・・・。これは戦後の日本の歴史において痛恨の汚点である・・・」(P14

「放射能と理性・なぜ100ミリシーベルトなのか」ウェード・アリソン著 峯村利哉訳

21118月刊行)の紹介していただいたが、あまり長くなるので次回の機会に・・・。

約1時間の広瀬名誉教授の話を聞き、参加した約10名のメンバーの中から「今日の話を一人でも多くの人に伝えたいな!」と言葉が発せられ、乾杯の後、恒例の懇親を深めた有意義な一夜であった。

最後にもう一度

原発問題に関し、あまりにも偏った報道、風評被害・・・・・が多く感じられる。

国民に過剰な不安を与えないためにも、特に報道機関、政治家の皆さんに慎重な報道、発言をお願いしたいものである!!。

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                          Y.YOSHIHARA

 

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私の家屋上の「サルスベリ」杭全神社の稲穂

            (19日刈取り予定)

明るいニュース

「シルバー原発行動隊」誕生(60歳以上の524名、最高齢者90歳―9月中旬現在)

“若い人の被爆を少しでも高齢者が、肩代わりする”と結集。

“20キロ県内のモニタリング、瓦礫の撤収・・・・・・。”

(挨拶の中で「東電悪い、政府が悪いといっている場合でない」とのこの言葉に、そのメンバーから大きな拍手をしている映像を今朝テレビで見た。―9月14日)

元内閣総理大臣・田中角栄氏の言葉

「言っていい事、悪い事

言っていい時、悪い時

言っていい人、悪い人」

報道機関、政治家の皆さんに慎重な報道、発言をお願いしたいものである!!。

  日経6月21日に「国際原子力機関(IAEA)は原発事故の影響を判断する国際原子力事象評価尺度の見直しに向け、協議に入った。規模や被害が異なる福島原発とチェルノブイリ原発事故が同じ史上最悪のレベル7となったことにIAEA内で異論が出ているため。現在の評価尺度では、外部に漏れた放射線物質の量が数万テラベクレル以上の事故はすべてレベル7となってしまう。福島原発事故で放出された放射線物質の量は77万テラベクレルで、チェルノブイリの7分の1。今回の見直しによって、放射線物質の量をさらに細かく決め、レベル8や9を新設して・・・」

(広瀬喜久治名誉教授より)

私が思いますに、アララ原則と同様に、国際機関が基準を決めるに当たって、実にズサンだということです。IAEAが最初に正当に評価できる尺度基準を設定してれば、福島とチェルノブイリ原発事故が同じレベルの同程度の甚大事故という“錯覚”から免れることが出来たと思います。
我々は、ある事象が起こった当初その事象を決まった基準に照らしてしか判断出来ません。そして、時間が経つにつれ現実との乖離に気付き、基準自体が変だということに次第に考えが及びます。多くの専門家や政府要人、それにマスコミは、今回の福島原発事故のいろんなところに在るこのをもっと声を大きくして正直に言うべきです。
そうすれば、皆の不安も風評も少しは減るのになぁと考えてしまいます。

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今月のひとこと

「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」永守重信(日本電産社長)

「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」

“信じる通りになるのが人生である”

 永守重信(日本電産社長)

“物事を実現するか否かは、まずやろうとした人が「出来る」と信じることから始まる。

自ら「出来る」と信じた時にその仕事の半分は完了している。”

“自分でこうなりたいと思っていることもなれないのに、思わないことが実現するわけがない・・・だから信じる通りになるのが人生・・・。”

“「出来る、出来る、・・・・・・・・・」と100回言ってもダメな場合1000回繰り返す。

  (月刊誌「致知」1999年7月号より)

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コメント

急に秋めいて寒くなりましたね。
お体ご自愛ください。

私も最近のマスコミ報道には辟易します。
つまり政治家もジャーナリストも、しいては日本人全体のレベルが下がってるんでしょうね。

悲しい現実です。
私は自分の出来る範囲で福島、東北を応援したいと思います。

だけど、その前に自分の実家の方になりますが・・・
今年は帰れるのでしょうか?

投稿: S.MORI | 2011年10月11日 (火) 12時44分

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