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「五木寛之著“親鸞”毎日出版文化賞に!」 2011-1

   正月恒例の読書は、第64回毎日出版文化賞(特別賞)・五木寛之著「親鸞」を読むことにした。(2010年―上田惇生著「ドラッカー・時代を超える言葉」)

昨年11月に第64回毎日出版文化賞(秀作5作品)が発表された。その特別賞に五木寛之著「親鸞」が選ばれた。特別賞は販売部数が多いことを前提に、その中から出版文化に大きく貢献した著作を選ぶことになっているとのことである。若き親鸞を描き、冒険活劇、青春小説、成長小説としても楽しめるとのことである。

著者ご本人は「新聞小説が紙面の片隅に追いやられていて、残念に感じていました。とにかく毎日、朝刊の来るのが待ち遠しくなる作品にしたかった。」(毎日新聞より)

書店では、良く目立つ場所に五木寛之著「親鸞」が並び、その表紙の帯に“話題騒然!面白すぎると議論沸騰―冒険、恋愛、孤独、性、陰謀,求道―青年・親鸞はどこへ行くのか?”各紙誌絶賛!(朝日、読売、毎日、日経新聞、週刊文春・・・)と、そして裏表紙の帯には“この物語は、まさに現代に重なる!と書かれている。

週刊文春「正義と悪が闘って、悪が滅びるということでは済まない。・・・ハラハラ・ドキドキして・・・いつのまにか信仰の本質について考えてしまう。」

朝日新聞「深く大きな題材を、・・・・・・・・手に汗握る物語に仕上げている。」

毎日新聞「冒険活劇であり、・・・それでいて、親鸞の思想を揺れ動く姿を追い、社会や人生について考えるよすがも与えられる」

日経新聞「伝奇小説の手法で宗教小説を書いたとしたらどうなるか。五木寛之氏の“親鸞”はそうした試みのように思える。」

読売新聞「宗教の小説であっても堅苦しさはない。むしろ和賛、今様などの歌が織り込まれ、音楽の聞こえる小説になっている。」

この本を手にして感じたことは、約300ページの上・下巻、「これは読むのが大変だ。」が第一印象であった。その帯や、何ページかを斜め読みするうちに、「この作品は、27紙での2008年9月1日から09年8月31日までに連載されたもので、大変読みやすく・・・」とも書かれており、思い切って上・下巻を一度に購入した。その日(12月9日)は、きしくも母の37回忌であった。

たしかに読みやすく書かれており、この展開はどうなるのかと、ハラハラ・ドキドキ?しながら、久しぶりに小説らしいその小説「親鸞・上巻」を一気に年末に読み終えた。数年前から、年に何度か比叡山に登り、東塔、西塔、そして横川と参拝してきたが、特に横川で修業された親鸞聖人のくだりを大変興味深く読んだ。

先日、世界遺産にも登録されている京都市右京区にある浄土真宗本願寺派本山・西本願寺(我が家は、浄土真宗)へ久しぶりにお参りにいったら「親鸞聖人・生誕750年(2011・4~2012・3)」の案内が目にはいってきた。

今年は、親鸞生誕750周年である。

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(門をくぐりと大銀杏)  (国宝・唐門)

当日は少し急いでいたので足早に、国宝の“唐門”(南に面し、入母屋造の前後に大唐破風を配した黒漆塗に彩色彫刻を施した豪華な四脚門)を見学し、テレビでもおなじみの大きな重要文化財である御影堂、阿弥陀堂に参拝した。

学生時代には、事前に宮内庁の許可を得て(何せ50年ほど前になるので記憶が定かでないが)、宮内庁の施設である「京都御所」「桂離宮」「修学院離宮」や、西本願寺国宝・飛雲閣を見学したことを思い出した。

飛雲閣は一般公開されていないとのことなので、父の13回忌にお参りいただいた浄土真宗本願寺派・顕証寺(久宝寺御坊)第19代御住職・近松照俊師(西本願寺のご門主様の御手代としても大変活躍されている)に、見学についてお尋ねしようと思っている。

今年はウサギ年、何もかもウサギの如く飛び跳ねる年になってほしいものである。     

景気も、政治も!!

                2011-1

           Y.YOSHIHARA

五木 寛之氏は、歌謡界で有名な作詞家であると、数年前まで思っていた。

「大河の一滴」「他力」などの著書が発行される以前は、同性同名の方であると。

これを機会に、氏のことを調べてみて、凄い人だと知った。

五木 寛之(いつき ひろゆき、1932年生まれ)は、小説家、エッセイスト、評論家、作詞家、作曲家

:1966年―第6回小説現代新人賞「さらばモスクハ愚連隊」

:1967年―第56回直木賞「蒼ざめた馬を見よ」

:1976年―第10回吉川英治文学賞「青春の門・筑豊編」

:2002年―菊池寛賞

        -ブック・オブ・ザ・イヤー(スピリチュアル部門賞)「TARIKI」

:2004年―仏教伝道文化賞

;2009年―NHK放送文化賞

「愛の水中花」(松坂慶子)、「金沢望郷歌」(松原健之)「青年は荒野をめざす」(ザ・フォ―ク・クルセダーズ)等の作詞や、CMの作詞も手がけられている。

(「旅の終わりに」(冠二郎)は、立原岬のペンネームで)

歌手の“五木ひろし”の名付親でもあるとのことである。

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(箱館山スキー場から雲海を眺めて)

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(恒例の熱気球大会)         

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コメント

新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い申し上げます。

五木寛之さんは、「かもめのジョナサン」を翻訳した方、「大河の一滴」の作者くらいの認識しかありませんでした。
調べたら、西本願寺の龍谷大学で仏教史を学んでおられます。
Y.Yさんと縁があるのかも・・・?ですね。

景気も政治も飛躍の年となってほしいですが、まず自分が頑張りたいと思っています。

投稿: S.M | 2011年1月 5日 (水) 08時16分

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