「羽田空港新国際線ターミナルビルとNHKを訪れて」2010-11
いよいよ羽田空港新滑走路、新国際ターミナルビルが、10月21日にオープンした。以前より秋になればその見学と、NHK見学を楽しみにしていた。親友の日本空港ビルデング㈱顧問・生貝貢氏から連絡が入り、10月5日は、われらが45年前に卒業論文の為、東京大学生産技術研究所・田中尚研究室でお世話になった高梨晃一(現・東大名誉教授)先生や元カナディアン航空のMr. Franz Metzger らと共に思い出に残る見学会となった。
3時30分頃より約1時間かけて羽田空港全体の説明から始まり、地上5階建、延床面積約154,000平方Mの新国際線ターミナルの案内をしていただいた。
新しい設備(多機能トイレ、室内の補助犬トイレ、乗用カート、搭乗橋にもバリアーフリー等)も取り入れ、チケットの簡素化、荷物預ける台をほぼフラットに、プラネタリウムの部屋など多くの工夫が凝らされているターミナルである。
特に私は、中村義明氏が指導に当たられた「江戸の町」を表現した町並には興味をもって説明を聞いた。(中村義明氏―ミシュランガイドでもおなじみの「菊乃井」「美山荘」さんはじめ、多くの有名な建築に携われている数奇屋大工で有名な中村外二氏のご子息)
この「江戸小路」コーナーの様子は、10月3日の日曜日6時からの読売テレビ「真相報道バンキシャ」 でも生中継されていた。
21日オープンの為、商品の搬入や、ANAの約300人規模で実際の人の流れ、時間の把握のためのリハーサルがおこなわれ、何局かのテレビ取材もされていた。
とにかく、東京は何事においても活気、迫力があることを再認識した。
新国際線ターミナルのコンセプト、さすが東京の偉大さとこれらのプロジェクトに長く携わってきた生貝さんの功績を再認識した。
又、45年ぶりに高梨先生に会うことができ、東京大学の名誉教授、竹中工務店の顧問という名誉あるその先生から、「吉原さん、変わらないな」と声をかけていただき、又一つのご縁に感動した。
奥さんが日本人のMr. Franz Metzger氏ともお会いでき、いつまでも思い出に残る感動の日となった。
Y.高梨先生 生貝氏 高梨先生 生貝氏 Mr. Franz Metzger
羽田空港見学が午後ということなので、午前中にNHKを訪れた。
昼前のKアナウンサーとの約束時間より少し早く着いたので、入場料を払い「スタジオパーク」を見学することにした。NHKに関する展示、説明、「メガネの要らない3D」の部屋での体験、多くのセットされたスタジオなどを見学できた。
スタジオ体験コーナーでは、アナウンサーがどうしてカメラに向いよどみなく喋れるのかをも体験できた。丁度、ローカル番組の生放送中でもあった。時代劇のどこかで見たことのある俳優が喫煙室に入る姿を見かけたり、時代劇のセットも通路より眺められるようになっていた。
いよいよKアナウンサーに案内いただいた大きな部屋では、多くのモニターを前にした職員の方々の仕事ぶり、それは正に戦場であった。Kさんは、お昼12時のニュース後の生放送「ふるさと一番」の関東エリアのキャスターとして活躍され、また、月に2回BSで「囲碁」の司会をされたり、たまにはニュースも担当されている。
大阪でお会いしてからの久しぶりの再会で、渋谷の駅近くで昼食をご馳走していただき、又お会いできることを楽しみにしていることを告げ、羽田空港に向った。
忠犬ハチ公(渋谷駅前)
2010-11-1
Y.YOSHIHARA
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「健康と私」 2021-3 (2021.02.28)
- 「おちょやん」 2021-2(2021.01.31)
- 「東北サファリパーク」 2021-1(2020.12.31)
- 「愛犬・モモと猫のサクラ」 2020-12(2020.11.30)
- 「正倉院宝物展」2020-11(2020.10.31)
コメント
東京は何と言っても日本の顔だね。羽田国際空港の新設は我が国発展には有効
なことは間違いないね。先日家内に暇なときに東京見物に行って新空港の食堂街
で有名な料理屋で食事をして東京見物にお上りさんと一緒に観光バスで都内見物
をしようと持ちかけたら一発でけられたよ。彼女は東京ぐらしの経験があるので珍しくもないのだろうが平野界隈から一歩もでたことのない井の中の蛙にとってはこの年令になってもワクワクする旅だとおもうがなあ・・・・仕方がない北のクラブの中年の
ホステスでも引っかけて行こうかなと思うがやはり駄目かなあ?それとも「東京ひとり旅」のほうが気楽かなあ・・・ご意見をどうぞ
投稿: H.M | 2010年11月 6日 (土) 12時17分