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「南十字星」と映画「真夏のオリオン」09-7

 恒例の高校同窓の夫婦旅行中「社長最後の総会(上場企業)に

きてほしい」ということなので、JR久宝寺駅から大和路快速に乗

り大阪駅で下車し、新阪急ホテルに向かった。

約20分の車中で藤尾秀昭著「小さな人生論」(致知出版社)を読む。

「哲学とは、南十字星のようなもの、

南十字星さえ見失わなければ、

羅針盤なくても航路を誤ることはない。」

「ひるがえって日本も、国政、経済、教育、国民一人ひとり

・・・」

040

「戦後の日本を統治したマッカーサーは、祖父に日清、

日露を戦ったリーダーには、立派な人物が多いと聞いて

育った。

ところが、日本にきてさほどの人物が見当たらないと、

時の首相吉田茂に聞いたところ、昔のリーダーは東西の

古典を読んだ。今のリーダーは古典で心を養わないから

人物が小さくなったと・・・・。」と語られている。

その総会後、奉仕団体の例会に出席、来客O氏が右横の席に座ら

れた。職業が神主さんと聞き、私の高校友人の前大和ハウス工業

副社長の船津君のお父さんも神主だったことを話すと「存知てい

ます」とのことだった。

代々神道の道を継がれていると思いきや、「政治家の家系でしたが、

その道がいやでこの世界に入りました・・・・・。といいますのは、

東条英機首相時代の大臣で、戦犯となり、それで・・・・・・・。」

との事。

例会終了後、交通安全協会の総会打ち上げまで時間があったので

私の足は映画に向っていた。。

その時間帯に始まるのは、「真夏のオリオン」のみで、第二次大戦

の潜水艦の映画のようである。普段は洋画ばかりで日本映画を見な

いが、時間帯からこれしかないので、吉田栄作(メインでない?)

以外知らない俳優ばかり(後日、主役がテレビのコマーシャルに!)

であるが時間つぶしのつもりで見ることにした。

 ― 時は第二次世界大戦末期昭和二十年、アメリカ軍がグアムを

給油基地として沖縄に向かう、その船団を阻止する潜水艦

「イー77号」(人間魚雷“回転”を甲板に設置)と、アメリカ

海軍との闘いである。

大変迫力があり、その中に愛があり、友情があり、若い日本の

俳優のすばらしい演技、涙する場面のある久しぶりに感動する

日本映画であった。

特に最後に潜水艦の艦長に形見(友人の妹から)として渡され

「オリオンよ、愛する人を導け・・・」イタリア語で書かれた

楽譜が、さらにこの映画のクライマックスに感動を与えた。―

当日(6月18日)は、朝から夕方まで、星座、第二次世界大戦にまつわ

る熱い感動の一日となった。(本当に熱い今年最高?の気温32度)

             

会長のひとりごと「南十字星」と映画「真夏のオリオン」 09-7

PS- 毎日新聞夕刊には、「日本よ、浮上せよ」「大ヒット!命中!!

満足度92.4%」とコマーシャル。

映画最後のシーン(大戦終了の報に、艦長が発した言葉)

「終わったのでない、これから始まるのだ」の言葉が、今の

厳しい日本から浮上せよ(立ち上がれ)、今から新しい世界を

切り開くことを示唆した映画だと感動したのは、私一人では

ないのではないだろうか・・・・・。

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