「第81回アカデミー賞」 2009-3
政治、経済においても暗いニュースの氾濫する毎日であるが23日の月曜日(ロスでは22日の日曜である)午後1時過ぎ明るいニュースが飛び込んだ。もちろんテレビのLIVEで!!
日本の作品「おくりびと」「つみきのいえ」でダブル受賞。
毎日新聞夕刊の一面のトップに、
アカデミー賞日本作品ダブル受賞 大きな文字が躍っている。
「滝田洋二朗監督(53)の「おくりびと」が外国語映画賞に。
56年度(29回)に同賞が独立した賞になって以来、日本作品が受賞したのは初めて。
また、加藤久仁生監督(31)の「つみきのいえ」が短編アニメーションに選ばれた。日本人監督作品の同賞受賞は初めて」との報道。
特にモックン(本木雅弘)扮する「納棺師」は、彼が16年間あたためていた作品とか。(チェロ奏者から、納棺師に転職した主人公が死者を装う仕事の中で家族の絆を再確認していく物語)青木氏著「納棺師日記」の映画化で、なかなか著者の許可がいただけず、日参してやっと条件付でOKをもらったとか。
その条件とは、名前を出さない、山形のロケ地に反対(著書の舞台は富山)「納棺師日記」を「おくりびと」とする等。(ロケ地の件は、その後了解していただいたとか)
映画化が決まり、実際の葬儀にも何度も何度も立会い、人が3ヶ月もかかって覚えるところを、1か月でマスター。
初めて手にしたチェロ(主人公が、プロのチェロ奏者であったので)を、ぎこちないもち方から短期間で驚くほど上達した演奏、その熱意にプロの指導者も感心されていた。
明るいニュースといえば、昨年4人の日本人が同時にノーベル賞
を受賞したことでも日本を世界中にアピールされた。
この時も、何十年前の研究に対しての受賞でもあった。
我々、子供の頃は10年一昔といったのに・・・。
モックン(本木雅弘)が16年間暖めていた作品というから、27歳の時の思いが43歳で大きな花をさかせたことを知り、そのモチベーションの持続に驚き感動した。
アカデミー賞といえば、ハリウッドのコダックセンターで毎年2月の最終日曜日に開催されるようである。
2年前の2月25日(日)第79回授賞式が開催されるその週の初めに会場の前を散策した時、この階段をノミネートされた監督、俳優が登りセンターに入るのかと大変感慨深げにそこにたたずんだことを鮮明に覚えている!。
たしか日本人女優「凛子?」さんが受賞するのではと騒がれた。
実はわが息子の初めての世界での学会発表を、サンフランシスコで参加、(英語なので、何をしゃべっているのかわからなかった。日本語でも同じかな)観光後、ロス市内の観光をした。
その時の写真である。もちろん、ホテル近くの散歩途中に
刑事「コロンボ」、三浦一義で話題を呼んだロス市警、
シビックセンター(ディズニーコンベンションセンター
等)や多くの有名な建築物をも見学することができた。
息子にかこつけた大変思い出の残る旅行であった。
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