会長のひとりごと 「ミシュランガイドと美山荘」 ’09-11
10月13日「ミシュランガイド京都・大阪2010」版が、京都で
発表を、そして表彰式が行われたと新聞の一面を飾った。
今回のガイドは、高級レストラン、ホテルを対象にした通常の格付
けに、初めて「旅館」も評価対象になったとか。
このミシュランガイドについて色々な見方、意見があり、物議?を
かもしている。(日経新聞10月24日夕刊「芸文余話」で“ミシュラン
文化摩擦”・・・・)
しかし、私の知る何ヶ所かのお店?宿は、選べるべくして選ばれたと
思う。
よくマスコミに取り上げられる「美山荘」「菊乃井本店(京都
ミシュラン、三つ星)」「松乃井(群馬県水上温泉)」等、いずれも、 料理、器、建物、部屋のしつらえ(季節に合わせた生け花掛け軸、衝立 ・・・)や仲居さん?の心遣い気配りに感動することは当然であるが、 やはりそれにもまして女将の気遣い好印象のお店ばかりである。特に美山荘の建物は、稲葉なおと著「巨匠の宿・名建築の宿に泊まる」
の“中村外二の美山荘” (数奇屋造り)で紹介されている。 (他に20数ヶ所の有名な宿が紹介されている) 当ブログ8月号「半世紀ぶり?の大悲山峰定寺と美山荘」で、 「今日は急いでいるので、またの機会に寄せていただくことをつげ、
今にも泣き出しそうな空を仰ぎながら大悲山峰定寺、美山荘を後に
した。」と記述。 その後正式に予約し、48年ぶりの美山荘で念願の“摘み草料理” を食することが成就した。(9月22日) 大女将さんともお会いすることができ、私の48年ぶりの話(Eさん という女性は、3代目ご主人の従姉弟で健在、志賀先生のことも話し に聞いている・・・・。)で、直接48年前の方とお会いすることが できなかったが、タイムスリップしながらの感動の3時間であった。 泊まりのお客がこられはじめたにも関わらず、気持ちよく最後まで お付き合いただき、美山荘の玄関をバックに大女将さんと家内との スリーショットを撮り、知的で美人の若女将さんと共に車の姿が消 えるまで深々と頭を下げ見送っていただいた。
さすが「白州正子(白州次郎)、立原正明ら文化人から愛された ・・・宿。」―美山荘・・・である。 この美山荘が「ミシェランガイド京都大阪2010」で受賞され、 3代目の弟さんの“草喰なかひがし”さんも同時に受賞。 以前ご兄弟でされていたが、独立されたとのことである。 (「京都の奥座敷花脊にある名宿「美山荘」で生まれ育ち、料理を 中東家のように同時期に各々の受賞も珍しいのではないだろうか。 できればこの“草喰なかひがし”のご主人にも、48年ぶりにお会 いしてみたいものである。(ご主人は、その頃小学生ぐらいだった ので、ご記憶にはないだろうと思われるが)
前回9月は、自動車運転のためアルコール抜きであったが、
次回は、予約の取りにくい「美山荘」の“摘み草料理”を
アルコールを飲みながら頂く機会をぜひ持ちたいものである。
2009-11-1 Y.Y
PS -京都の奥座敷花背にある名宿「美山荘」が司馬遼太郎著
「街道をゆく」や、小説などにも登場することも分かった。 ( Wikipedia より ) * 立原正秋「春の鐘」―「奥山荘」として * 司馬遼太郎「街道をゆく」の「洛北諸道」の項
* 雁屋哲「美味しんぼ」第20巻
近々、「司馬遼太郎記念館」を訪ねて 「街道をゆく」を読んでみたいものである。
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